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ハンガリー医学部留学

【HMU事務局はどこまでサポートしてくれる?】ハンガリー医科大学

この記事は、こんな人へオススメ

予備コース/本コース合格後、事務局はどんなサポートをしてくれるの?

事務局は何もしてくれないっていう噂を聞いたことあるけど、実際は?

東京に事務局があるのに、どうやって学生をサポートできるの?

いざ、合格が決まった方は特に気になる記事かもしれません。

HMU事務局がホームページにて公開していることを参考にしながら

私自身の経験と感想を交えて、それぞれ紹介していきたいと思います。

注意点ですが

事務局はあくまで「サポート」をしてくださいます。

個人によってはそのサポートを履き違えて、「代行」なりなんなりと勘違いしてしまう学生もいるようです。

学生の代わりに全てをしてくれるということではありませんので

しっかりと、自立した大人になるためにも、この点は理解しておきましょう。

HMU事務局の参考ページはこちら

大きく分けて3ステップに分けて紹介していきます。

事務局が掲げているサポート一覧がこちらです。

  1. ステップ1(入学前)
    1.  合格後の諸手続き
    2. 英語研修プログラム作成および申し込み手続き
    3. 現地住居(アパート/寮)の確保および諸手続き
    4. 滞在資格の取得サポート
    5. 渡航前の事務局によるオリエンテーション
    6. 大学教授によるハンガリー医学部についての事前レクチャー
  2. ステップ2(在学中)
    1. 入学から卒業までの生活上のサポート
    2. 学習上のサポート
    3. 病院研修サポート
    4. 奨学金取得サポート
    5. 国家試験対策サポート
    6. HMU会員ウェブサイトの利用による最新医学情報の提供
    7. 保護者向けニュースレターの発行
    8. 保護者会および個人面談の実施
  3. ステップ3(卒業後)
    1. 医師国家試験受験資格審査サポート
    2. 日本語診療能力調査受験のための勉強会の実施
    3. 国試対策受入れ提携病院の紹介

本記事では

この中でも、私が重要だと思う部分をピックアップします。

サポート体制の構成について

その前にまず

どのように事務局はサポートするのか、簡単に触れたいと思います。

画像にもあるように、東京事務局管轄の元

4ヶ所(各4大学)にあるオフィス兼スタディールームに駐在する

日本人とハンガリー人のコーディネーターがいます。

なので、日本とハンガリーでの両方のサポート体制が整っています。

ステップ1(入学前)

早速内容を見ていきましょう。

合格後の諸手続き

合格後には渡航や入学の準備など煩雑な手続きがありますが、事務局ではアパート・寮の契約、ビザ申請、授業料の支払いなど合格後の手続きのサポートを行っています。また、渡航前にはオリエンテーションを実施し、渡航にあたっての持ち物確認や注意事項をはじめ、現地での生活について情報提供をしています。

https://www.hungarymedical.org/program/

これは入学前に事務局がサポートしてくれる大まかな内容です。

一つ思い出していただきたいことがありますが、

HMU事務局を介して、ハンガリー医科大学に受験するという

入試ルートですが(必要な方はこちらを参考にしてください。)

どれが自分に合ってる?【入試ルートについて】
【入試ルートはどうなっている?】ハンガリー医科大学に入学するまで合格が決まった後、こんなの知らなかった、こんなはずじゃなかった、とならないように、ぜひこの記事を参考にしてください。 ハンガリー国立医科大学に入学するまでの「ルート」を視覚的にもわかりやすくまとめました。 入試ルートは細かいところまであるので、入学を検討されている方は気をつけていただきたい点が盛りだくさんです。 ...

直接入学のルートのことを考えると

これら、全て自分でやらなければいけないことになります。

それを考えると、とてもありがたいサポートだなとつくづく感じます。

特に

どの飛行機のチケットを取ればいいのか?

現地に着いたら、自分のアパートまでどうやっていけばいいのか?

何を持っていけばいいのか?

といった渡航前の不安に応えてもらいました。

しかも、現地に着いた際には実際にコーディネーターが同行してくれたので

心配する必要すらありませんでした。

現地住居(アパート/寮)の確保および諸手続き

日本と同様にハンガリーにも様々なアパートの物件がありますので、家賃や大学までの通学時間などの学生の希望を考慮し、学生に物件の紹介をしています。

また、アパートの大家さんはハンガリー人で日本語や英語をしゃべることができない方が多く、物件の契約書もハンガリー語で書かれていますので個人でハンガリー人の大家さんを相手に契約を交わすことによって、後々、契約上のトラブルなどにつながる可能性があります。

事務局では、ハンガリー語に堪能な現地スタッフが契約書の内容を確認し、学生が契約書の内容を理解した上で契約ができるようサポートを行います。

https://www.hungarymedical.org/program/

これは本当に、ありがたいことです。

一段落目に関して。

同期の分だけ物件が紹介され、早いもの順という点があり、少し微妙な部分もありますが

自分で探さないといけないことと比べるとかなりありがたいです。

基本的にスタディールームや大学から近い物件を紹介してくれるので、とても親切です。

二段落目について。

こういったトラブルはマジで起こります。

他の外国人の学生の話を聞いたりすると大家がやばいと、本当に大変そうです。

幸いにも、サポートのおかげでやばい大家の物件に日本人が紹介されることはありませんが

自分で引っ越したりした際は慎重に決めるべきところです。

私自身、いい大家さんに恵まれて、余計なエネルギーを使わなくて済みました。

三段落目。

日本と違って、ここは外国です。

言葉が通じないからとぼったくられたり、騙されたりすることはよくある話です。

だからこそ、事務局を介して現地にいるハンガリー人のコーディネーター等の助けによって

こういったトラブルから守られているのは、間違い無いです。

滞在資格の取得サポート

ハンガリーで生活するにあたって

滞在許可証というものを市役所で発行しないといけないのですが

1年もしくは2年ごとに更新しないといけないので、これは卒業するまでに何度かする手続きになります。

これもまた公式の書類なので、しっかりと一度で手続きができるように

マニュアル等のサポートがあります。

結局全て行うのは自分ですが

どの項目に何を書かなければいけないのか、といった必要事項がわかるので

手間と時間が省けます。

ステップ2(在学中)

入学から卒業までの生活上のサポート

長期間の異国での生活では、日本では得られない素晴らしい経験をすることができる一方で、日本とは文化や社会制度が異なりますので、トラブルが起きた際に一人で解決するには時間と労力がかかることがあります。事務局では各大学がある街に現地コーディネーターを配属し、学生の留学生活中に発生する様々なトラブルに対応しています。
また、トラブル 対応だけではなく、ビザの取得や銀行口座の開設、携帯電話の契約、生活基盤を整えるサポートも行っています。

https://www.hungarymedical.org/program/

もう、「ありがたい」以外に表現する言葉がありません。

学生としては、勉強に集中したいのに、生活面であれこれトラブルが起こると勉強に手がつかなくなってしまいます。

私も何度か経験したことがあります。

現地に着いたら、もうあなたはその国で外国人です。言葉もあまり理解できない状態です。

それが原因で私も銀行関連や賃貸の件で、頭を抱えるくらいストレスがかかることさえありました。

どうすればいいかわからないときは、相談できるコーディネーターがいるのも心強いです。

初めての海外生活において、これほどありがたいサポートはありません。

幾度となく助けられました。

学習上のサポート

各地には学生が自習室として、あるいは他の学生との勉強の場、情報交換の場として利用することができるスタディルームがあります。現地コーディネーターのオフィスはスタディルーム内にありますので、学習するためにスタディルームに来た際に生活面の相談もすることができます。

さらにスタディルームでは学生の学力向上のためチューターによる勉強会も開催しています。チューターである先輩の日本人学生や講師から医学部での授業の補講を受けたりテスト対策の指導を受けたりすることができます。

また、スタディルームはWi-Fiやコピー機などの機材設備が整っており、教科書やクエスチョンバンク(医師国家試験対策問題)といった教材も揃っていますので、学生にとって学習がしやすい環境となっています。

https://www.hungarymedical.org/program/

これもかなり、ありがたいサポートのうちの一つです。

特にみんなで勉強したいという生徒にとっては、重要な要素でしょう。

勉強の気分転換や、友達の輪を広げる意味でもいい場所です。

私自身は家で勉強するので、スタディールームで勉強する機会は少ないですが

勉強会チューターや、資料の印刷などでお世話になりました。

また、先輩にアドバイスをいただける機会も多くあったので

縦と横の繋がりを構築する上でも

勉強に関しての悩みを解決する上でも

とても助かりました。

病院研修サポート

事務局は岡山大学や順天堂大学などをはじめとする大学病院や市中病院と提携していますので、学生は夏期研修や6年生のローテーション実習の一部をこれらの日本の病院で行うことができます。研修をするにあたり事前に病院への申請書類の提出が必要になりますが、事務局は学生が各申請書類の収集・作成が滞ることがないようサポートを行い、病院との受け入れの調整をします。

https://www.hungarymedical.org/program/

ハンガリー医科大学に入学すると

1年生の夏に行う看護研修

3年生の夏に行う内科研修

4年生の夏に行う外科研修

6年生に行うローテーション

が必須です。

その際に、研修先の病院を選ぶことができますが

自身が通う大学だけではなく、日本の大学でも研修ができるようにサポートしてくれます。

私はこのサポートは事務局を介してはありませんが

将来日本で働きたいと思う人にとっては、大切なコネです。

事務局を介することで、手続きも楽になります

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奨学金取得サポート

奨学金について詳しいことを知りたい方は、こちらを参照ください。

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こちらの記事でも奨学金取得サポートについて少しだけ触れているのですが

コーディネーターを介して

申請期間

必要書類

注意事項

といった重要な項目を詳しく、リマインドしてくれます。

もちろん申請手続きは自分で行うことになりますが

しっかりと、漏れなく申請ができるようにサポートしてくれます。

私も奨学金取得のために、2回手続きをしましたが

このサポートなくして奨学金は取れなかったと思います。

国家試験対策サポート

在学中からe-learningやスタディルームにあるクエスチョンバンクを使用して国家試験の勉強を始めることができます。

https://www.hungarymedical.org/program/

クエスチョンバンクは利用したことはないですが、「病気が見える」が揃っているのでそちらを使ったりしました。

私は利用していませんが、国試対策のオンライン対策も有償で提供しています。

国家試験対策に十分な材料は揃っているといえるでしょう。

HMU会員ウェブサイトの利用による最新医学情報の提供

医学部の授業に関する資料、ファイル、画像、動画などをクラウド上に安全に保存して学生間で共有することができます。テスト前の試験対策資料や医学知識を広げるための日々の予習復習のツールとして利用できます。

https://www.hungarymedical.org/program/

これについてはですね

この記事を書いてて今知りました。

こんなものが存在するのか!と。笑

この有無は怪しいですが、生徒の間では知られていないことだと思われます。

7年間このウェブサイトの存在を聞いたこともないですし、利用すらもしたことがありません。

ご存知の方がいらっしゃれば、コメント等でお知らせください!

保護者向けニュースレターの発行

これは留学している子供を心配する親御さんのためにも、とてもいいサポートだと思います。

私の両親はあまり気にしていなかったので

特に保護者向けのニュースレターについて一度も聞いたことはありませんが

事務局としてしっかりと親に対してのアプローチもできているので素晴らしいと思います。

ステップ3(卒業後)

ここからは

私がまだ経験しておらず、近い将来経験することになるであろう内容になります。

医師国家試験受験資格審査サポート

医師国家試験の受験資格を得るためには厚生労働省に申請しなければいけませんが、事務局はハンガリーの大学およびハンガリー大使館と連携し、学生が申請に必要な書類を用意することをサポートします。

https://www.hungarymedical.org/program/

HMU事務局を介してハンガリー医科大学を卒業したほとんどの生徒が

日本に帰国し、日本の医師国家試験を受けているのが現状です。

日本の医学部に通っていれば、こういった手続きや準備など大学でしてもらえるのかもしれませんが

ハンガリー医科大学ではそうもいかないので、事務局が代わりにサポートしてくれます。

日本語診療能力調査受験のための勉強会の実施

ハンガリー医科大学を卒業した生徒は、もちろん英語で医学を学んだので

日本語の医療言語能力確認のために

日本語診療能力調査試験というものを受けなければなりません。

その対策としてこのサポートがあります。

ここをパスしたら、国家試験を受けることができます。

ここで落ちる人はほとんどいないようですが

あまりにも、日本語の医療言語がわからないと落ちてしまう可能性があるので

ハンガリー医学部で勉強している間に、日本語でも同じ内容を学ぶことはとても重要です。

私はQ Assistを勉強することで、日本語でもなんとか必要なレベルまでは勉強できたと思います。

国試対策受入れ提携病院の紹介

これは卒業生にとって、ありがたい機会だと思います。

国試対策は自分との戦いです。

周りに同じ目標を持った生徒がいれば、モチベも保てますし情報を共有し合うこともできます。

そういった点で、事務局が提供するこのサポートは貴重です。

私自身、これを検討しています。

まとめ

いかがでしたか?

私自身、こうしてこの記事を書くことによって

7年間受けてきたサポートのありがたみを実感することができました。

文面だけでは伝えきれない点も多いかとは思いますが

とにかく

学生が卒業できるために、できることはしてくださる

というのが私の実感です。

もう一度言いますが

私とは違い事務局のサポートに不平を漏らす人もいます。

それは期待の大きさや、サポートの履き違えによって生じることだと思います。

これは個人の考え方や感じ方等により、一概には言えないことですが

総じて、感謝に値するべきことだと思いますので

この場を持ってHMU事務局のサポートは十分機能していると、明言いたします。

ハンガリー医学部を目指している方を応援しています!

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