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ハンガリー医学部留学

【評判がやばいって本当?】ハンガリー医科大学の現役生がリアルを解説

この記事は、こんな人へおすすめ

ネットの書き込みは、何が本当かわからない。

現地の生徒は実際にどう思っているのか知りたい。

事務局の説明だけだとちょっと心配。

現状では、インターネット上ではあまり良くないことばかり書き込まれている印象です。

ここでは、世に流れている「噂」ではなく、私の実体験に基づく「リアルな批評」をお伝えします!

結論として、ハンガリー医学部は「やばくない」です。

なぜなら、私が入学から卒業するまでの経験からそう言えるからです。

もちろん、海外生活や医学の勉強自体、大変なのは当たり前ですが、

他の要因で、ハンガリー医学部はやばい、闇があるとは思ったことはありません。

しかし、なぜやばいと言われるのか、主な原因をそれぞれ考察していこうと思います。

大きく分けて4つの要因があると思います。

リアルな声が少ない

まず、ハンガリー医学部で勉強している/していた人たちの実際の声が少ないという点です。

一旦この道に入ったら勉強以外のことに手をつけるのはなかなか難しいことです。

もちろんツイッターやブログで発信している方をちらほら見受けることができますが、多いとは言えません。

また、卒業後もほとんどが日本に帰り医師国家資格のために猛勉強をし

合格すればすぐに研修医として働くという流れを歩むわけで

ブログやネット上に自身の経験をまとめて発信するエネルギーや時間が有り余っている人がいないことが大きな要因となっていると言えます。

これは

「無事に卒業して、ハンガリーで学べて良かった!」

という人の、リアルな声が忙しさの中に埋もれてしまっていることを示唆します。

それに対して

「ハンガリーはやばい、あんなこともこんなこともあった」

と書き込みする人は、留学生活を途中で諦めたか相当嫌な思いをしたのでしょう。

ネット上に書き込むという行動で、負の強い気持ちをはらそうという方が多くなるのは、想像に難しくありません。

なので、ネットで書き込まれていることが誰によって書かれたのかということも考慮すると

余計な不安や心配を煽られずに済むでしょう。

以下は実際に在学中の生徒のリアルな声を形にした、YouTube動画です。

こういうのを参考にすると良いかもしれません。

留年が多いこと

これは本当です。

日本の医学部に比べたら留年は確かに多いですが、そんなの来る前から分かりきっていたことです。

「海外の医学部は入学するのは簡単だけれども、卒業するのは大変」

という言葉がそれを物語っています。

私が考える留年が多い原因は

英語での授業や試験

口頭試問という不慣れな試験

の2つです。

英語での授業や試験

ただでさえ、日本語で医学を学ぶのも大変なのに

母国語でない英語で医学を学ぶとなると確かにハードルが高いです。

最近ではIB卒業生や帰国子女といった、英語慣れしている生徒たちも増えているように感じられます。

なので、ある程度の英語力が必要なのは大前提と言えるでしょう。

ただ大体の人はこの壁を乗り越えることができます。

口頭試問という不慣れな試験

日本にいる間に口頭試問という形式の試験を受けた人はあまりいないのではないでしょうか?

筆者は全くありませんでした。

特に特別な海外経験がないような日本の高校を卒業した生徒は

受験に必須だったリーディング、ライティング、リスニングなどを得意とする人は多いかもしれませんが

スピーキングを得意とする人は、比較的少ないのではないでしょうか?

口頭試問は、スピーキングの一種で、もちろん面接と似てる部分があるのですが

テストとして聞かれるので、正しい答えがある上でどのように受け答えするかが重要視される試験です。

多くの人はここで躓いてしまいます。

わからない事があると黙ってしまう

「日本人」は国民性もあるせいか、プレゼンすることに苦手意識を持つ人が多い

といった印象です。

逆に中東系からきた留学生はおじけず、よく喋るので、この点はものすごく強いです。

慣れているか慣れていないかだけの差です。

なのでそういった方は、日本の教育で受けた英語だけで太刀打ちしようとすると

現地に来ると辛い思いをするかもしれないので

あらかじめ生きた英語に触れる

英語を話すことに慣れておく

と良いかもしれません。

特にTOEFLEやTOEICなどは海外でも評価された基準ですので、準備としてこれらを受けることを検討しても良いと思います。

ある程度の点数があると、ハンガリー医学部受験において有利になる場合があります。

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在学中の学費が免除に加えて、生活費の一部支給という、これまで耳にしたことのない条件の奨学金を得られるのです。

これは日本にはないので強調するべきことです。

もし奨学金を獲得できれば、生活費等で済むのでこれは多くの学生やその親御さんにとっても大変魅力的な部分です。

しかし気をつけなければいけないのは

という事です。

皆奨学金が取れてしまったら、大学の運営に支障をきたすのでこれも当たり前のことです。

では、どんな人が奨学金を獲得できるのしょうか?

ここが評判に拍車をかける要因なのですが、

「奨学金獲得基準がはっきりしていない」

なぜなら奨学金を授与するハンガリー政府がそれを「公表していない」からです。

というというのが現状です。これは仕方のないことですね。

HMU事務局もはっきりと明言しているので

こう言ったことを素通りして

「実際に奨学金が取れなかった!詐欺だ!」

という方がいるようですが、それはお門違いだと思います。

しかしこういった人によって、悪い評判が書き込まれてしまうのです。

卒業後進路

なぜこの点についてやばいと噂されていたのかというと

一昔前のことですが、まだ卒業生が出ていない時

ハンガリー医科大学の学生はほとんど卒業できないのではないか?

卒業したとしても、日本の医師国家試験を受けられないのではないか?

詐欺なのではないか?

とネットで噂が立ったのです。

しかしそれもつかの間

一期生がハンガリー医科大学を卒業し

日本の医師国家試験に合格し、その実績を出していくにつれて

そう言った口コミは少なくなりました。

現状はこうです。

留年はすれど、卒業の可能性は十分にある

ほとんどの卒業生が日本に帰国し、医師国家試験を受けることができる

実際に医師国家試験を合格している人は多数いる

詐欺ではない

以上のことから

未知に対する不安を持った人や、僻みを持った人がそう言った悪い評判の発端を作ったように思えます。

直近で医師国家試験を受けたのは10期生です。結果を出してから10年、ハンガリー医学部の留学は人気を獲得してきています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ハンガリー医学部は全くやばくありません!

ハンガリー医学部がやばいと言われる理由は

良い結果を残し良い経験をした、リアルな学生の声が届きにくい。

留年が多いのは事実だが、大体結果が出なかった人によって悪い評判が流れていること。

あたかも奨学金が必ずもらえると思い込んで、結果が出せなかった人による僻みと嫌味。

医師国家試験に合格する生徒が出るまで、悪い評判を以て騒ぎ立てていた。

これらが、ハンガリー医学部を予備コースから6年生までストレートできた私がいう、リアルな洞察と感想です。

こう言った悪い評判が原因で

ハンガリーで医学を学ぶという素晴らしい経験を逃してしまわぬよう

この記事を書きました。

判断材料として、参考にしていただければ幸いです。

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