Studying Medicine in Hungary
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ハンガリー医学部留学

【マジでやばい!知らなきゃ損】ハンガリー政府の驚くべき奨学金について

この記事は、こんな人へオススメ

奨学金の内容はどんな?

どんな人がもらえるの?

奨学金をもらっても返済しないといけない?

この記事は Stipendium Hungaricum という奨学金を提供している団体のホームページと自身の経験に基づいて書かれています。

早速ですが

ハンガリー政府が支給している奨学金の何がやばいかというと、その内容です。

・学費免除(返還義務なし)

・毎月の生活居住費一部補助(83,700ft=約31,800円:1ft=0.38円として計算)

そんなの、あるわけないじゃん!詐欺じゃないの?

と思われるかもしれないんですけど、そんなことないんです。

なぜこんなことが実現できるのか、を始め、この驚くべき奨学金について

以下に沿って大まかに、わかりやすく解説していきたいと思います。

学費と合わせて説明している動画もありますので、興味のある方はこちらもご覧ください。こちらの動画では、別の奨学金についても言及しています。

どんな団体によって運営されているの?

この団体はStipenndium Hungaricumという団体で

彼らが提供する奨学金についてこのように説明しています。(翻訳したものを記載します)

Stipendium Hungaricum ハンガリー奨学金について

Stipendium Hungaricum は、ハンガリー政府の最も権威ある高等教育奨学金プログラムであり、優れた学業成績を持つ留学生に幅広いコースを提供しています。この奨学金は、ハンガリーの高等教育の国際化とその絶え間ない発展を支援し、学術および研究コミュニティの国際関係を強化し、世界中でハンガリーの高等教育の評判と競争力を促進することを目的としています。

2013 年にハンガリー政府によって設立されたこのプログラムは、外務貿易省によって監督され、Tempus Public Foundation によって管理されています。

https://stipendiumhungaricum.hu/about/

つまり、ハンガリー政府御用達の団体なのです。

ということで、

詐欺でもなんでもありませんし、国家戦略の一つとして運営されている奨学金です。

なのでとても信頼性のある奨学金です。

具体的な免除される学費と支給される金額は?

学費について

行く学部によって学費も違うので、一概には言えませんが

この記事を見てくださっている方は、ほとんど医学部に興味を持っている方だと思うので

ハンガリー医学部4大学の学費をこちらにまとめます。

本コース(医学部)授業料年間費用6年間学費総額
センメルワイス大学$18,200約332万円約1,992万円
ペーチ大学$16,750約283万円約1,698万円
セゲド€15,200約298万円約1,788万円
デブレツェン$16,900約290万円約1,740万円
$1=110円、€1=130円、Ft1=0.38円

学費や生活費のまとめは以下の記事でより詳しく説明していますので、そちらを参考にしてください。

日本の私立より安い?【学費と生活費まとめ】
【学費と生活費はどれくらいかかる?】ハンガリー医科大学のお金の話ハンガリー医学部の学費と生活費を、1年ベース、6年ベースでわかりやすく表にまとめました。予備コースの場合と本コースの場合、そして私自身の例を紹介しています。日本の医科大学との比較もあります。奨学金も関わる話ですので、ぜひ一読ください。というのも奨学金を取ったら日本の国立医科大学より安く済む可能性があります。...

ということで、

例えばですが

1年生から奨学金を獲得したとしたら、上記の表にあるように

6年間学費総額分が免除となるのです。(約1,800万円)

やばくないですか?

私にとって、このハンガリー政府奨学金は

ハンガリー医学部に受験しようと思った主な理由のうちの一つでもあります。

生活費と居住費について

学費免除に加えて、プラスαでいただける生活費補助があります。

しかも毎月の支給となります。

医学部だとその額が、

83,700ft=約31,800円(1ft=0.38円として計算)

となります。

つまり

1年間で約38万円

6年間で約229万円

支給額がいただけるのです。やばくないですか?

この毎月83,700ftの具体的な内訳としては

生活費補助として43,700ft

居住費補助として40,000ft

という感じになっています。

本当はフリーのドミトリーなども提供してくれるのですが

日本人は少し潔癖な人が多いので、学生ドミトリーに住むような人はほとんどいません。

これが実際に私の口座に入金された毎月の生活・居住費です。

私が実際に奨学金を得た話は、記事の最後の方で触れたいと思います。

医療保険について

さらに驚くことに、医療保険に関してもサポートしてくれます。

やっぱり、海外生活で何か起きてしまったら怖いですよね。これ、かなり助かります。

内容としては

1人につき1年間で

最大65,000ft=24,700円カバーしてくれる

といった感じです。

まぁ、怪我しないに越したことはありませんが。笑

でも実際に私は最後の最後の6年生でこの保険にお世話になりました。

これが実際かかった救急診療してもらった時のカバーしてもらった金額です。

自転車事故で、救急車で救急外来まで運ばれ、診察してもらった時のデス。わら

30,310ft=約11,500円カバーしていただきました。

もちろん一旦自分で払うのですが、申請手続きをすれば後で払った分が自分の口座に振り込まれるという仕組みです。

どんな人が奨学金の申請ができる?

これも、医学生を前提に解説していきますが

大学に入った生徒、つまり大学に在籍中である全ての生徒が対象となります。

つまり、予備コース生は対象外ということです。

しかし、本コース(大学)から受給できるように

予備コース在籍中に奨学金の申請や準備をすることになります。

私も予備コース生だった頃にこの申請準備をして

大学が始まる夏休みまで結果を待った結果、ダメだったという経験があります。

しかし、セゲド大学1年生の時に再び申請して、無事2年生から奨学金獲得に至りました。

以上のことから

大学入学後も年に一度、Stipendium Hungaricumに申請することができます。

卒業するまでなので、言い換えれば5回チャンスがあります。

日本では奨学金受給のため、厳しい条件があったりしますよね。

ただこちらの奨学金はそういったものは一切ありません。

例えば、年齢の制限について気にしていらっしゃる方がいるかもしれませんが

30歳以上の方でも奨学金を受給している学生はいます。

どうやって応募すればいい?

こちらのページから申請の流れや、すべきことが網羅されています。

応募手続きは、Stipendium Hungaricumの指定するオンライン上でとなります。

必要な書類等も、オンライン上にアップロードするので郵送などの手続きは基本しません。

おそらくこのページを見ている方は、予備コースに通う前の方だと思うので

かいつまんで紹介したいと思います。(結局のところ、予備コース在学中に奨学金の手続きについての案内がコーディネーターを通じて来ますので、具体的な方法はその時に。)

奨学金獲得までのタイムライン

今年度は

・1月16日が申請書の締め切り

・2月末までに1次審査

・3月中旬から5月末にかけて2次審査

・4月15日は健康診断書の締め切り

・6月末から7月中旬にかけて審査結果の通達

・7月から8月にかけてビザ等の申請手続き

・9月30日までにハンガリーに到着

といった流れとなります。

なので、予備コースの1学期が年末までなので

この期間中に色々と準備しなければいけません。

申請書類の例

以下はオンラインでアップロードすることになるであろう申請書類の主な例です。

(全てではないので、詳しくはこちらを参照ください)

・個人情報

・パスポートコピー

・同意書

・健康診断書

・高校の卒業証明

・最終学歴の成績表

・TOEFL/IELTS等の英語能力スコア

・志望動機書

以上の協調した部分についてですが

こちらは

私個人的に思う、ハンガリー渡航前に準備しておいたら比較的楽になるであろう項目です。

以下で解説していきたいと思います。

何を準備しておけばいい?

https://eugeneblog.org/the-things-i-reccomend-to-study-before-the-begining/

最終学歴の成績表

タイムラインでも触れましたが、申請の締め切り期限が1月中旬となっています。

ということは

予備コースに通っているとすれば

申請する際に提出する最終学歴の成績表は、1学期の予備コースの成績となります。

もちろん、高校生の時の成績表でもいいですが

直近の成績表が予備コースの成績となるので

ここでいかにいい成績を取れるか、というのも大事な要素となってくると思います。

といっても、実際私もそう思って頑張ってほぼオール5を取ったのですが、ダメだったので、それだけが要因ではないということは確かです。

しかしいい成績を取るに越したことはないので、予備コースの勉強頑張りましょう。

そのためには、英語に慣れておく必要がありますね!

TOEFLやIELTS等の英語能力のスコア

続いて、TOEFLやIELTS等のスコアについてです。

まず、TOEFLかIELTSどっちを受けるべきか?

ということについてはこちらをご参照ください。

正直私はどちらでもいいと思いますが

出題形式や、アメリカ英語かイギリス英語の方が慣れているといった個人の差が出る

ので、自分に合った高スコアを出せそうな方を選べば良いでしょう。

すでに、TOEFLやIELTSのスコアを持っている方はそちらでも構いませんが

いつ受けたものなのか、それは申請しても有効な期間内のものなのか

しっかりと確認しましょう。

https://eugeneblog.org/book-and-service-for-ielts/

私自身の経験から、一言

ここで、私自身の経験になりますが

こういった英語能力試験を、日本で一度も受けたことがありませんでした。

なので、予備コース生だった時に授業とは別で

ブダペストでIELTSの試験を受けるため、IELTSの本を使って勉強し、試験に臨みました。

短い期間でしたし、予備コースの授業もあったので、正直とても忙しかったです。

初めての海外生活だったので、慣れる必要もありましたし。

ELTSの結果は結局B2レベルでした。(最低ラインです。笑)

恥ずかしいですが、これが実際に私が受けたIELTSのスコアです。(やー、やばいな)

そして、これを申請することとなりました。

上記でも触れましたが

予備コースから1年生にかけての奨学金申請では獲得できなかったので

1年生から2年生でも、この奨学金申請の手続きをしました。

その際、同じように英語能力のスコアを求められたので

予備コースの時に受けたIELTSの結果を再び提出することとなりました。

というのも、再びIELTSを受ける余裕など、さらになかったからです。

しかし言うなれば、1年半以上前のスコアも有効だったということです。

もしかしたら、最低いつまでに取得したものかと指定されている場合がありますので、ご了承ください。しかし、最低でも1年以内ではあるはずです。

従って、

予備コースが始まる前の夏に、日本でIELTSを受けておくと有利になると思います

さらに、色々な意見がありますが、個人的には日本で受けるIELTSなどの方が

ハンガリーで受けるIELTSよりもやや易しい可能性があると思っていますので

スコアアップのチャンスです。

なので、まずは日本で受けてみて

満足のいかない点数であればハンガリーでもう一度受ければよりいいかもしれません。

(ぜひどっちの方が簡単だったか教えてください!笑)

まとめ

いかがでしたか?

ハンガリー奨学金という、日本のどこを探してもない、まるで夢のような奨学金。

このチャンスがあるなら逃したくないですよね?

もちろん日本の国立医学部にいけたら、それはそれでいいですが

そうできなかったとしても、ハンガリーという希望の選択肢があることを念頭に置いておくだけでも精神的には楽かと思います。

そのために今のうちに準備できることはしておきましょう!

特に英語です!

スピーキングや英語能力試験(IETLS・TOEFL)を事前に強化しておくことをお勧めします。

応援しています!

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